アンティーク・ラジオに代表される真空管式ラジオ、BCL用に市販された多くのラジオ(受信機)には平衡型アンテナやツェッペリンなどのロングワイヤー用のアンテナ端子を使用している受信機が多数あります。
それらのアンテナを使用するために、またアンテナの種類が変わっても高周波回路の影響が少ない理由から、これらの受信機の入力回路は200～1KΩ付近と高インピーダンスとなっています。

MC-600は高インピーダンスのラジオ(受信機)と、インピーダンス50Ω設計のアンテナを効率よくマッチング(整合)させるために開発されたインピーダンスマッチングトランスです。