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WIN10の更新によってウェザーリンクUSBが認識できなくなった場合のチェックポイント

6月24日のニュースリリースでお知らせしましたように、Windows10を自動更新する設定にしたPCで、Windows10の更新後にウェザーリンクUSBとの接続が出来なくなる事例が発生しています。

デービス社にて今回の事例を検証したところ、GRG Banking社の生体認証機器用ドライバとウェザーリンクUSBのUSBXpress Devicesドライバのバッティングが疑われることが判明しました。Windows10のデバイスマネージャーにアクセスし、「ユニバーサルシリアルバスコントローラー」の中にGRG Bankingのドライバが含まれている場合は、このドライバをアンインストールすることで、ウェザーリンクUSBとの接続が可能になる場合があるようです。アンインストールの手順は以下になります。

1.コンピュータに接続している全てのデバイスを取り外します。

2.デバイスマネージャーにアクセスし、「表示」タブから「非表示のデバイスの表示」にチェックを入れます。

3.「ユニバーサルシリアルバスコントローラー」内にGRG Bankingのドライバがグレーアウトして表示されます。

4.そのドライバを右クリックし、「ドライバのアンインストール」を選択します。

5.ドライバがアンインストールされたら、ウェザーリンクUSBをPCに再接続し、ウェザーリンク・ソフトウェアが未だインストールされていない場合は、それをインストールします。ウェザーリンクUSB用ドライバがインストールされていない場合、ウェザーリンク・ソフトウェアをインストールすると下記の場所にドライバのインストーラがあるはずですので、適切なものをインストールしてください。

C:\WeatherLink\Support\Drivers\Direct_USB_Driver_Win_8\PreInstaller.exe
C:\WeatherLink\Support\Drivers\Direct_USB_Drivers_Win_X\USBXpressInstaller.exe
C:\WeatherLink\Support\Drivers\USB To UART Drivers 4.38\PreInstaller.exe
C:\WeatherLink\Support\Drivers\USB To UART Drivers 5.30\CP210xVCPInstaller.exe

尚、今回のWindows10のアップデートで相当の不具合が発生しているようで、連日更なるアップデートが行われているようですので、アップデータ・パッチを適用することで、ウェザーリンクUSBが認識されるようになる可能性もございます。こちらは未検証ですので、検証出来次第結果をアップデートしたいと思います。

 

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