弊社では去る2月21日~22日にかけて宇都宮市マロニエプラザ(宇都宮産業展示館)大展示場で開催された農林水産省主催『 スマート農業を目指す先端技術フェア in 栃木』に出展いたしました。本展は農林水産省が、農林水産業の強化を図るために先端技術を中心に展示・実演を行い、農業関係者の皆様に効用や活用方法を広く紹介する場として、平成30年度高度先端型技術実装促進事業として昨年11月の熊本、本年1月の富山に続いて開催されたものです。
当社も11月の熊本に続き、デービス社”EnviroMonitor”システム、”Vantage Pro2”システム、”Vantage Vue”システムの展示を中心に、ウェザーリンク・ソフトウェアやクラウド・サービスWeatherLink.comのデモなどを中心に展開いたしました。実際に来場した農家の方からは、過去の経験則から、この時期に種を蒔いてこの時期に農薬を散布して、この時期に刈り取るといったルーチンは理解しているものの、それを気象データとの関連づけで分析するという意識無く行っていたため、気象データを蓄積して分析することが、将来的に収穫を増やしていくことに繋がるということを初めて知ったという方もいらっしゃいました。また「自分の所だけだと無理だけど、仲間と共同でシステムを購入してデータをシェアするという形なら出来るかもしれない」という声も聞かれましたので、今後もこうした展示会等でデモンストレーションする機会を作っていきたいと考えております。
会場となったマロニエプラザは丁度確定申告の会場ともなっており、確定申告の順番待ちをしている方が「何の展示会をやっているのかな」と覗きに来られたというお客様もいらっしゃいました。和やかな雰囲気の中で行われた展示会となりました。