2022年04月08日
気象観測機器
イギリスの緑の党のウォーキング支部は、ギルフォード・リビング・ラボと協力して、ウォーキングの市民が呼吸する空気の質について確実に知らされるように、AirLink を活用して積極的な役割を果たしました。
昨年の夏、彼らは英国のデービス社リセラーであるProdata社と提携し、8台の AirLink大気質モニタのネットワークを設置し、ウォーキングの町の、主に住宅地で粒子状物質(PM)の測定を始めました。今年初め、彼らは混雑し、汚染されている可能性が最も高い町の中心部の近くのネットワークにさらに5台のAirLinkを追加設置しました。
プラシャント・キューマー教授が率いるサリー大学のグローバル・センター・フォー・クリーン・エアー・リサーチ(GCARE)のギルフォード・リビング・ラボ・チームは、2021年7月から12月までの期間をカバーするネットワークのデータをすでに分析しており、最大12ヶ月間のさらなる分析を報告します。データは、PM2.5の平均濃度が英国の大気質基準と世界保健機関(WHO)の制限内であった一方で、「かなりの日数で、PM2.5について、WHOが提案した限界を超える濃度を提示した」ことを報告しています。レポートはこちらからご覧いただけます。
ウォーキングは、イングランドのサリー州北西部、ロンドン郊外、ロンドンの通勤ベルトの一部である約10万人の町です。データの分析は、ウォーキングの住民が懸念していたことが事実であることをを示しました:それは、ロンドンからの風がウォーキングに汚染をもたらしているということです。最も汚染された日には、空気は東から吹いていました。最も汚染の少ない日には、風は西から吹いていました。
「このデータはまた、近隣地域間の有意な違いを確認しました」と、ウォーキングのPM2.5微粒子大気汚染センシング・ネットワークの技術指導者であるナイジェル・リジェオン氏は述べています。「ウォーキング中心部のHorsellにあるセンサーNo.1は、ウォーキングの南西部郊外の田舎町に置かれたセンサーNo.7の示す汚染の2倍の汚染を頻繁に記録しており、リアルタイムのデータピークにより「近隣のインシデントアラート」を発生させることができるため、この2つのプロジェクトの異なる目標を達成することができます。
この先鞭は、この地域の大気汚染の影響に対するの緑の党ウォーキング支部の懸念の高まりから生まれました。緑の党ウォーキング支部の目的は、気候変動を理解し、私たちの惑星を保護するための措置を講じること、そして住民にパワーを与えることです。これらの目標は両方とも、この重要な機知により達成されます。
党員と市民の大気質に関する懸念は正しかったことが分かりました。緑の党ウォーキング支部のメンバーであるジェニファー・メイスンは、「屋外の空気の質と公衆衛生を改善するための影響報告書」では、英国の人為的な大気汚染に起因する心臓病、肺癌、脳卒中の増加を通じて、毎年28,000〜36,000人相当の方が死亡しています。緑の党のメンバーとして、そして2022年の選挙で常任代表として、私はこのプロジェクトに参加できることを非常に誇りに思います。緑の党は、現在の大気汚染レベルを調査し、推奨される最低レベルを超えないようにするために、ウォーキング全体にモニターのネットワークを設置しました、と述べました。
住民は、WeatherLinkアプリをダウンロードすることで、WeatherLink.com やスマートフォンでリアルタイムデータを見ることができます。
ナイジェル・リジェオン氏は、目標はウォーキング全体でPM2.5大気汚染を検出することにフォーカスすることだと語りました。
「キューマー教授は、科学的に厳密なデータの測定値と調査結果を発表するかもしれません。これは、コミュニティ科学、コミュニティ情報、コミュニティ・アクション・プロジェクトのコラボレーションです…そしてまた、PM2.5粒子状物質汚染の測定値は、現在、www.WeatherLink.com のウェブサイトで一般の人々がリアルタイムで入手可能です。」
彼はまた、緑の党はこの先鞭をほんの始まりにすぎないと考えていると付け加えた。
「私たち緑の党ウォーキング支部は、他のサリー地方の緑の党が同様の行動を取ることを奨励し、支援し、私たちのセンサー・ネットワークに参加して、住民がサリー内外の人々の命を救い、健康と環境を改善するための最良の情報を得ることができることを嬉しく思います。」
なぜサリーに立ち寄るのでしょうか?デービス社は、大気汚染に対する意識を高め、大気汚染に特に敏感な人々が必要とする重要でリアルタイムのローカルAQI情報を提供するAirLinksのグローバル・ネットワークを構想しています。この一つのモデル・ケースとして、緑の党ウォーキング支部に感謝します。
Courtesy of Davis Instruments, used with permission.