2020年08月26日
気象観測機器
夏の暑さの中でも、こちらの気象データをチェックしてみたら涼しさを感じることが出来るかもしれません。
“情熱的な気象愛好家”のフランスの非営利団体であるAsso Infoclimatは、フランス中の500を超える気象観測所のネットワークを誇っています。しかし、最近、そのネットワークはさらに拡大しました。なんと南極大陸までです。
Asso Infoclimatのメンバーであり、メテオフランスの気象学者であるフランソワ・グーランは、Vantage Pro2ウェザーステーションを南極大陸のアデリーランドのDumont d’Urville研究ステーションに持って行きました。(リュック・ジャケ監督のドキュメンタリー映画「皇帝ペンギン」を見れば、スポットがわかります。アデリーペンギンのコロニーで有名です。)
Vantage Pro2は、フランス極域研究所のポール・エミール・ヴィクトールと共同で設置されました。
斜面を流下し、時速100 kmに達することのある流氷と強い滑降風によって、研究者はステーションに上陸するのに苦労してきました。したがって、リアルタイムデータは、研究者がそこに着陸する際にも役立つはずです。そして彼らは、研究に使用することは勿論のこと、私たちとデータを共有することにより、北半球の夏の日差しの中で座っていようと、南半球の極寒の中で対峙していようと、貴重な気象データを得ることができます。
私たちは非常に離れたこの場所からのデータが24時間年中無休で利用できることを気に入っています。Asso Infoclimatは、USBデータロガーとカスタム・サテライト・ソリューションを使用して彼らのWebサイトにデータをアップロードできるように設置しましたが、Vantage Pro2をご使用になられている多くのお客様は、強力なAPIまたはWeatherLink.comの機能を使用して、データサマリへの共有可能なリンクを作成できます(ユーザーはWeatherLink.comにログインする必要はありません)。あなたはすべての人が見て利用できるデータをお持ちですか?
Courtesy of Davis Instruments, used with permission