(1904Bからの変更内容)
念のため予めのバックアップを行ってください。
** 重要:このファームウェア 1912A は、次の機能を追加したβ版(機能評価試験のための試用版)ファームウェアです。そのため、その他の機能を含め意図しない動作が起こる可能性があります。 アップデート前には必ずメモリデータのバックアップを行ってください。 ご理解のうえご使用をお願い致します。
次の機能を追加しました:
* 電源OFF時の待機電流を低減
これにより待機電流による電池の消耗を減らしました。
最大1/4まで向上
* アナログオートモード(A-AUTO)を追加
受信周波数に応じて復調モード、IF帯域幅、ステップ周波数等が自動設定されます。
コンフィグメニューのAuto RegionにてJAPANを指定してからご使用ください。
* ショートカット機能を追加
※ベータ版のため電池残量が0またはバッテリーパックを外すとショートカットの登録内容は失われます。
バックアップデータにも登録内容は記録されません。
※この機能追加により[鍵マーク]の秘話機能は[POWER]キーに移動しました。
キー操作を9個まで登録することができます。
VFO,MEM,SCAN,SRCH,IFBWなどを登録すると便利です。
操作手順 (例:ショートカット1にMEMを登録する)
登録方法
1.[鍵キー]を押すと「SHORTCUTメニュー」が表示
2.[.] [1]の順に押すとエディットメニューが表示
3.[1]を押すと1番に登録するキー操作の記録開始
4.[MENU] [2] [1]の順に押して、[鍵キー]押すと記録終了
5.ショートカット名を登録後、 [ENT]を押して終了
登録したショートカットは、名称の編集や削除することが可能です。
実行方法
1.[鍵マーク] を押すと「SHORTCUTメニュー」が表示
2.[1]を押す。 または [左右キー]で番号を選択して[ENT]で実行
* SDカード内のファイル削除機能を追加
録音ファイル、ファームウェアデータ、バックアップファイルを
1個単位で削除することができます。
操作手順
1.[●]を長押しして「SD CARD」画面を表示
2.[3]を押すと「SD CARD DE」L画面が表示
3.[左右キー]で削除したいデータを選択
4.[ENT]を押すとメッセージ「DEL OK?」が表示
5.[ENT]を押すと削除実行
6.[CLR]を押して元の画面に戻る
※ベータ版のため 「DEL OK?」の画面でバックキーが効きません。
[CLR]でキャンセルできます。
* 周波数パスの登録操作を簡略化
メモリチャンネル読み出しモードおよびスキャンモードではPASSでON/OFF。
サーチモードではPASSでONします。
操作手順
1.パスしたいチャンネル等で
・PASS登録 = [CLR]を押す
・PASS解除 = [CLR]を押す
バンク単位で周波数パスを解除したい場合は[MENU] [8]のEDITにて行ってください。
* メモリチャンネル読み出しモードとスキャン(MEM⇔SCAN)操作を追加
操作手順
1.MEMまたはSCANモードで[.]を押す
* スキャングループおよびサーチグループ番号の選択を、GRP EDIT画面でも選択できるように変更。
その際はダイヤルでも操作が可能。
これにより、グループ登録状況の確認や選択操作が向上しました。
操作手順 (スキャングループ番号の変更)
1.[MENU] [3] [6] の順に押すとスキャングループエディット画面が表示
2.[ダイヤル]でグループ番号を選択して[ENT] [9]の順に押して終了
* オプション COSPASモードに受信ログ機能を追加しました。
次の内容を改善しました:
* デジタルオートモードでCTCSSやDCSが設定されている状態でモニターキーを押してもスケルチ無効にされなかった問題を修正。
* バックアップファイルにTETRA SLOTが記録されていなかった問題を修正。
* VOL ATT機能が最大11までに制限されました。
* プライオリティ受信時の動作安定度を向上
* その他軽微な修正