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製品に関する用語集glossary

ウインドカップ(Wind Cup)

読み
:ういんどかっぷ
英語名
:Wind Cup
ウインドカップ

ウインドカップ

デービス社の風力センサーは風杯型風力計と呼ばれる垂直な回転軸の周りに3個の半球形の殻を装備し、これに風が当たると、凸面よりも凹面の方が空気抵抗が大きいために、凹面が押される方向に軸が回転し、この回転数を磁気センサーによりカウントすることで風速を計測するタイプのセンサーを採用しています。この殻のことをウインドカップ(風杯)と呼びます。風杯型風力計は回転の有無及び回転数が風向に依存しないため、風の変化に対する応答性が高いのが長所です。古くは風杯を4つ持つもの(四杯式)が主流でしたが、現在では軸周りの慣性モーメントが少なく応答性のよい三杯型が主流で、デービス社も三杯型を採用しています。

デービス社の風力センサーはアメリカ製のため、アメリカで主に使われているmph(マイル・パー・アワー)を測定単位としています。このため、日本で主に使われているm/sでの表示は、mphから変換して0.1m/s単位で表示するようになっています。

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